こんにちは、かみいです。
似合う色を知ると同時に、似合わない色も知ってしまい、嬉しい思い以上に受けたショックは大きく。。。
追い打ちをかけるかのように、似合う色が洋服ダンスに見当たらない事実に途方に暮れた私でした。
とりあえず、探しに探した結果、洋服ダンスに唯一あったOKカラー「たまご色(黄みと白身をまぜたような明るい黄色)」のトップスを着て、翌日出社しました。
とてもいい!似合ってるよ!!
「ヨシノさん、今日の色、とてもいいわね、似合っているわよ」
たまご色のトップスを着ている私へ、ヤスダさんからのさりげない一言が!
当たり前と言えば、当たり前なのですが、、、
やはり、褒められると、素直に嬉しいですよね!
褒められて嫌な気分になることはありません。単純なものです(*^_^*)
「明日は何を着たらいいのかな〜〜〜!♪」
こうして、私のパーソナルカラー暮らしは、始まりました。
すげー派手な色だけど、似合うよなー
待ち望んだ週末です。渋谷まで、いそいそと買い物に出かけました。
とりあえず、カットソーを2枚。
とても鮮やかなオレンジレッドと、パラキートグリーン(小さなインコに見られる鮮やかな緑)。
どちらも、自分に似合うパーソナルカラーグループの色です。
色の名前を聞いただけでも「鮮やか〜」、
場合によっては「派手〜」と思われるような色ですよね(^^;)
服装のカラーコードがない職場。早速、月曜日にオレンオレンジレッドのカットソーを着ていったところ、、、
「なんだか、すげー派手な色だけど、タカミちゃん、似合うよなー」と、コバヤシさん。
褒められまくり!!!
7歳上のコバヤシさんは、言わば東京のお兄さんのような存在です。
その後も、社内の人から「わ〜〜〜、綺麗、素敵、似合うね、私も今度、ヤスダさんに、似合う色見てもらうのよ!」などの褒め言葉オンパレード。
「このカットソー、買って良かったー、大正解!」
と思っている私がいました。
パーソナルカラーを知っている方が珍しい時代
パラキートグリーンのカットソーは、後輩のツカダくんと、映画に行った時に着てみました。
似合う色という考え方そのものが、余り知られていない時代です。
「でね~、これが私に似合う色なんだってさー、今まで着たこともなかった色なんだけどね…とりあえず着てみてる」
近況報告のような感じで話す私に、
「分かった気がした!今日、会った時から、ヨシノさん、いつもよりイイ感じだな~って思っていたんですよー」
とツカダくん。
「色って面白い!」
これまで私の洋服の色など、お構いなしだった、コバヤシさんやツカダくん。
今にして思えば、すっぴん感覚で付き合ってきた人たちから「今日、いいね〜」「似合うね〜」の褒め言葉をかけられたことが、色に夢中になるターニングポイントだったのかもしれません。
私だって成れるかも!
パーソナルカラーの診断結果に、ショックでうなだれていたことは、既にお伝えした通りです。
けれども、そのショックでうなだれる最中、フツフツと溢れる嬉しい思いが、一つだけあったことも事実です。
ズバリ「雑誌の海外スナップに登場するような、綺麗な色が似合うシニア女性になれるんだ!」ということ。
今でこそ、お洒落なシニアの方々も増えましたが、私がパーソナルカラーに出会った1990年代の半ばは、そのような方は、まだまだ少数でした。
そして、私と言えば、いつのころからかは覚えていませんが、何歳になっても、綺麗な色を楽しむ海外の女性の方達の姿を、「いいなぁ〜、素敵だなぁ〜」と思いながら、憧れていたのです。
パーソナルカラーそのものは、何歳になっても変わりません。
明るくて鮮やかな色が似合うと判定された私は、おばあさんになっても、明るくて鮮やかな色が似合う、ということが分かったわけです。
私にとって、将来を楽しむための、特別なチケットを入手したような気分になれたのです。
綺麗な色だってビビる必要はないってことです(^_^)v
またまた長くなってしまいました。
これでも、随分と省略しています。
色のことを話し出すと、止まらなくなる私ですが、今回も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。